ルイヴィトン LOUIS VUITTON モノグラム アンプラント ポルトフォイユ・スクレット コンパクト
null
null見里「しかも両手で」 太一「…………」 見里「くすぐったかったです」 太一「〜♪」 あさっての方角に向けて、口笛を吹く。 見里「オ・ト・コ・ノ・コ、なんですものねー」 こめかみのあたりを、ぐりぐりとつつかれる。 けっこう痛い。 ごまかせるはずもなかったのだ。 太一「うう……すいません……」 見里「さて、どうしたものやら」 見里「わたしも、そのくらいの価値はある女だったってことですかね」 見里「それともぺけくんが無節操なだけですかねー?」 太一「いやいやいや、虚無僧ではありますが無節操などには!」 太一「奴らと同列にされては困ります!!」 必死に誤魔化す俺の、緊急ギャグは果てしなく寒い。 見里「ふふふ」 夕刻の、さらに濃度を増したオレンジを背景に、先輩は体をすこし傾けて、言った。